MASIE株式会社

アバカ芯材ロープのイメージ

ABACA CORE ROPE

天然素材と独自技術で、
ワイヤーロープの安全と性能を支える。

MASIEアバカ芯綱ロープは、天然アバカ繊維と独自のナノ親油化技術を掛け合わせ、ワイヤーロープ内部の潤滑保持・摩耗低減・耐久性向上に貢献する芯材ロープです。

Overview

概要

P r o d u c t O v e r v i e w

製品概要

MASIEアバカ芯綱ロープは、ワイヤーロープの芯材として使用される高機能ロープです。フィリピン産の天然アバカ繊維を使用し、ワイヤーロープ内部の潤滑保持および耐久性向上を目的として設計されています。

見えない部分が、ロープ全体の性能を左右する。

MASIEは、天然素材が持つ本来の力を活かしながら、産業用途に求められる品質・安定供給・技術対応まで一貫して整えることで、ワイヤーロープ製造企業にとって信頼できる芯材供給を目指しています。

アバカロープの質感イメージ
製品名
MASIEアバカ芯綱ロープ
用途
ワイヤーロープ芯材
原料
天然アバカ繊維(フィリピン産)
対応
ロット供給・継続供給契約・サンプル提供・仕様調整

Features

特徴

天然アバカ繊維は、強度・柔軟性・吸油性・耐摩耗性を兼ね備え、ワイヤーロープ芯材として安定した性能を発揮します。

高強度特性

アバカ繊維は天然繊維の中でも際立って高い引張強度を有し、マニラ麻・サイザル麻・ジュートと比較しても優れた強度特性を持ちます。繰り返しの荷重や振動が加わる環境においても、長期にわたって安定した支持性能を発揮します。

また適度な弾力性により圧縮力を受け止めてロープ形状を保持し、耐塩水性・耐海水性にも優れるため、港湾・船舶・重機など過酷な環境下での使用にも適しています。

柔軟性・内部適合性

アバカ繊維は高い強度を持ちながら優れた柔軟性を兼ね備えており、ストランドが撚り合わされる際に内部構造へ均一に密着し、安定した芯材形状を形成します。

この適合性により荷重が均一に分散され、応力集中による断線リスクを低減します。屈曲・伸縮を繰り返す環境においても繊維の柔軟性が変形を吸収し、ワイヤーストランドの保護機能を長期にわたって維持します。

吸油性・耐摩耗性

アバカ繊維は潤滑油やグリースを内部に吸収・保持する優れた吸油性を持ちます。芯材に含浸された潤滑剤は使用中に徐々に滲出し、金属同士の直接摩擦を継続的に抑制する自己潤滑機能を発揮します。

これにより内部ワイヤーの摩耗・疲労を抑え、ロープの使用寿命を延長するとともに、メンテナンス頻度や交換コストの削減にも貢献します。

高強度特性のイメージ
吸油性・耐摩耗性のイメージ

Technology

技術

N a n o - O l e o p h i l i c T e c h n o l o g y

ナノ親油性技術

MASIEが独自に確立したナノ技術により、アバカ繊維の表面および内部構造を改質し、潤滑油やグリースとの親和性を大幅に向上させます。天然繊維本来の吸油性をナノレベルで最大化することで、従来にない高い潤滑保持性能を実現します。

親油処理

天然繊維は本来、油性の潤滑剤との親和性が低く、グリースが繊維内部まで均一に浸透しにくいという課題があります。MASIEは独自の発想に基づく特殊処理技術により、アバカ繊維表面の特性を改質し、潤滑グリースの浸透性と定着性を大幅に向上させることが可能です。

この処理を施すことで芯材の潤滑保持能力が高まり、内部摩耗の抑制・ロープ寿命の延長・メンテナンスコストの削減を実現します。

ナノ親油化処理の効果

グリースとの親和性を高め、含浸性と油保持性を向上させることで、芯材としての潤滑性能を長期にわたり維持します。

  • グリースとの親和性向上 — 繊維表面の改質により、油性成分との結合性を強化します。
  • 含浸速度の向上 — グリースが繊維内部へ迅速かつ均一に浸透します。
  • 油保持量の増加 — 内部に蓄積できる潤滑剤の量が増大し、給油効果が持続します。
  • 潤滑性能の長期維持 — 使用中の継続的な潤滑供給により、内部摩耗を長期にわたり抑制します。

製造工程へのメリット

ナノ親油化処理を施したアバカ繊維芯材は、ワイヤーロープの製造工程においても実務上の優位性をもたらします。

  • グリース処理工程の効率化 — 高い含浸性により、処理時間の短縮と作業効率の向上を実現します。
  • 均一な含浸 — 繊維全体にグリースが均一に行き渡ることで、品質のばらつきを抑えます。
  • 品質の安定化 — 一貫した含浸状態を維持することで、製品ロット間の品質安定性が向上します。

Performance

性能

P e r f o r m a n c e B e n e f i t

性能メリット

MASIEのアバカ芯材は、ワイヤーロープ内部の潤滑環境を安定的に維持することで、使用現場における総合的なパフォーマンス向上に貢献します。

潤滑保持性能の向上

繊維内部に蓄えられた油分が使用中に継続的に滲出し、ワイヤー間の摩擦を安定的に低減します。

摩耗低減

金属接触面への継続的な油膜形成により、摩耗の進行を効果的に抑制し、ワイヤーロープの良好な状態を長期にわたって維持します。

寿命延長

摩耗と乾燥を同時に抑制することで、ロープ内部の劣化速度を低下させ、使用寿命の大幅な延長が期待できます。

メンテナンス負荷低減

潤滑性能の持続により再給油の頻度を抑えることが可能となり、保守管理にかかる時間・コスト・労力の削減に寄与します。

Supply System

供給システム

MASIEはアバカ繊維の原料調達から製品供給に至るまでの工程を一貫して管理しています。産地であるフィリピンでの原料調達・加工から、製品としての安定供給まで、サプライチェーン全体を自社でコントロールすることで、品質の均一性と継続的な供給体制を確保しています。

Supply chain

サプライチェーン

01

原料供給(フィリピン)

MASIE ABACA TRADINGが自社農園および契約農家のネットワークを通じて、品質管理されたアバカ繊維を安定的に調達・供給します。

02

ロープ製造

フィリピン国内のロープ製造工場において、MASIE仕様に基づく製造管理と品質基準の統一を徹底し、一定水準の製品を継続的に生産します。

03

日本統括

MASIE株式会社が品質の最終管理・輸出入管理・顧客対応を一括して担い、サプライチェーン全体を統括します。

04

最終供給

ワイヤーロープ製造企業へ直接供給します。継続供給契約への対応はもとより、用途や仕様に応じたカスタマイズにも柔軟に対応可能です。

Application

用途

主な用途

ワイヤーロープの芯材用途を中心に、強度・耐久性・潤滑性が求められるさまざまな産業分野での活用が期待されます。

  • ワイヤーロープ芯材(FC) — 各種ワイヤーロープの繊維芯材として使用
  • クレーン用ロープ — 繰り返し荷重に対する耐久性が求められる用途
  • 港湾設備用ロープ — 耐塩水性・高強度が要求される環境での使用
  • 海洋用途ロープ — 過酷な海洋環境における信頼性の高い芯材
  • 重機用途ロープ — 高負荷・連続稼働環境への対応

品質・供給対応

用途やロット規模に応じた柔軟な供給体制を整えています。

  • ロット供給対応 — 必要量に応じた柔軟なロット設定が可能
  • 継続供給契約 — 安定調達を前提とした長期供給契約に対応
  • サンプル提供 — 導入検討段階でのサンプル提供が可能
  • 技術資料提供 — 詳細な技術資料はお問い合わせにより提供
  • 仕様調整対応 — 用途・要件に応じたカスタム仕様への対応が可能

Contact

お問い合わせ

技術資料のご提供、サンプルのご依頼、仕様に関するご相談はお問い合わせフォームまたは担当者までご連絡ください。

アバカ芯材ロープに関するお問い合わせ

ワイヤーロープ用途に応じた仕様相談、供給条件、サンプル手配など、個別のご要望に応じてご案内いたします。

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